1947-11-20 第1回国会 衆議院 司法委員会 第57号
山口判事の神のごとき死につきましては、非常に社會全體に感激と衝動を喚び起しまして、いろいろ問題になつておることは、仰せの通りでありまして、私も國會外の他の機會において、幾たびか質問を受けて、お答えをいたしております。先日もラジオの、大臣に聽く會におきましても、その問題に觸れまして、崇高なる山口判事の死に對して深く慶弔の意を表しておいた次第であります。
山口判事の神のごとき死につきましては、非常に社會全體に感激と衝動を喚び起しまして、いろいろ問題になつておることは、仰せの通りでありまして、私も國會外の他の機會において、幾たびか質問を受けて、お答えをいたしております。先日もラジオの、大臣に聽く會におきましても、その問題に觸れまして、崇高なる山口判事の死に對して深く慶弔の意を表しておいた次第であります。
こうなれば、これは政府に對する反感のみならず、社會全體に對して一大禍亂のもとになるのである。政府は何を考えてこういうことをやろうとしているか。さらにこれを地方自治體に買わせると言うけれども、現在、地方自治體は東京都を初めとして、どこの自治體だつて金のあるところはありはせぬ。みな四苦八苦で、政府に對して一大反感をもつておるのであります。税のとり得るものはみな政府がとり盡した。
そこでやむを得ず、そういう法的措置を講ずることになつておりますが、これは村全體の秩序を保ち、社會全體の秩序を保つためのやむを得ない法的接置でありまして、村全體の選擧された委員によつて協議された結果に從わないような人は、やむを得ないことでありますから、政府はあながち罰則をもつて農民を威しつけるというようなつもりでやつておるのではなしに、あくまで納得ずく、あくまで得心ずくで割當をいたしたいつもりでおりますから
從いましてこの原則はただいま申し上げましたように、單に工場の勞働者やあるいはコルホーズの農民についてだけ行われておるわけではないのでありまして、ソ連の社會全體についてもあてはめられるものであります。
顧みますと、この社會問題に關しまして、從來幾分か社會全體が敬遠するような態度があつたことは否めない事實でありまして、大變古いことを申上げて恐縮でありますけれども、私が若い頃に内閣書記官でありました時に、丁度明治の末年に、衆議院で、社會政策に關する質問が出たことがありましるが、當時西選寺内閣總理大臣は社會政策ということをお知りなかつた。
災害を受けたところの住民だけがその災害の犠牲を負擔するのではなしに、かかる不徹底なるところの治山治水の對策の結果生じたところの損害というものは、社會全體がその犠牲を均分にしようという意味におきまして、この際政府は速やかに決定的に全額國庫負擔のもとに、この災害住民の復興に努力すべきものと考えるのであります。
なお災害が災害地だけの犠牲において復舊されるべきではなくして、社會全體の上において復舊すべきものであるという御議論は當然のことであると考えまするので、この點に關しましては國が乘の出して救濟をする、災害の復舊をするという考え方について、まつたく同感でございます。
そういうものが一緒になつておるところに、もちろん今おつしやるような弊害が出ることが考えられますけれども、そうかといつて、これをわけて犯罪捜査專門にした場合に、全然そういう弊害が出ないかということの保障もまたできないのでありまして、要はもちろん警察内部におきまするいろいろの、今おつしやつたような待遇の改善から始めまして、これの肅正浄化のために努力をいたすことはもちろんでありますけれども、何と申しましても、この社會全體